粘膜下筋腫の症状は凄まじい
私は43歳の時、子宮筋腫となり、子宮全摘の手術を受けました。
これが、かなり厄介なタイプの粘膜下筋腫だったのです。
これって、驚くほどに症状が重いんですよ。
生理の出血量が半端なく、毎日毎日大量出血(泣
それが3週間も続きました。
日頃、生理周期はきっちりしていた私ですが、1ヶ月の大半が生理期間という体験は、あまりにも大変でした。
貧血も酷かった。
痛みも、そりゃもう酷かった。
頭痛も腹痛も腰痛も酷く、あまりの痛みに鎮痛剤を1日に5回も服用していました(絶対にやっちゃダメなやつ)。
でも、全然効果が無かった。
当時、何かと事情があり、すぐに手術を受けられなかった私は、子宮筋腫発覚後から約2カ月間、この酷い症状に悩まされることになりました。
痛みに耐えてばっかりだなぁ、私。
ちなみに、この粘膜下筋腫は、子宮筋腫全体の5~10%を占めると言われています。
一般の子宮筋腫は子宮の外側に出来ますが、この筋腫は子宮の内側に出来る為、不妊等の原因になります。
定期検診は大事
私は双子出産後、主治医の勧めで定期的に婦人科で定期検診を受けていました。
その定期検診で、先生が言いました。
「子宮筋腫が出来ていますよ。ちょっと厄介なタイプの筋腫だけど、まだ症状も無いし、次回の検診の時まで様子を見ましょうか。」
子宮筋腫かぁ、、、どうしようかなぁ。
そう思って帰宅しました。
それから数週間後の10月のある日、凄まじい痛みと出血に襲われました。
辛くて辛くて動けない。
これが厄介な子宮筋腫の症状なのか。
筋腫があるって聞いていて良かった。
知らなかったらパニックだった。
次回予約を待てるはずもなく、慌てて主治医に診察の予約を入れました。
「あれ、どうしたの?」と先生はびっくり。
私は先生に泣きつきました。
「先生、痛くて辛くて日常生活を送れません。何とかしてください!!」
手術を受けたいけど・・・
診察結果、症状の原因は、やはり子宮の粘膜下筋腫だった。
先生は、手術について「子宮を残したい?それとも全摘する?」と聞いてきました。
当時、既に43歳の私。
双子育児で手一杯だったし、もう子供を出産する予定はない。
一刻も早く、この辛さから解放されたい。
即答で「全摘してください」と答えた。
手術することは決まったけど、問題が。
それは、当時はまだ幼稚園児だった息子達のこと。
遠方の実家に預けるしかないけど、幼稚園大好きな息子達を長期的にお休みさせるのは不憫。
仕方ない、冬休みまで我慢しよう。
「あと2カ月もあるけど大丈夫?」と先生に心配されたけど、鎮痛薬も処方されたし、何とかなるだろうと決断してしまった。
この後、やっぱり大変な日々を送ることになる。
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