小学校5年秋から始まった、次男の不登校生活。
通信制高校に在籍する現在も、やっぱり不安定な時があります。
毎日毎日、振り回されます。
がっつりメンタルやられますが、それでは人生を楽しめない。
どんどん強くなれ私。
まずは私が人生を楽しむべき。
毎日がとにかく辛かった
不登校が始まった当初、次男があまり体が強くなかったこともあり、周囲からは体調不良だと思われていた。
「大丈夫?風邪?」と周囲から毎日のように聞かれ、これが地味に辛かった。
日がたつにつれて、風邪などではなく、不登校らしいと周囲に知られるようになった。
これまた、当時の私には、地味に地味に辛かった。。。
何も言わずにスルーする知人もいれば
「休み癖がつくから、早く登校させた方がいいよ」
と頼んでもいないのにアドバイスしてくれる知人もいた。
「そうだよね、ありがとう」
と、こぶしを握り締めながら、笑顔で返していた私。
大きなお世話だった。
心配してくれるのは分かったけど、その話題に触れてほしくなかった。
放置しておいてほしかった。

当時、既に次男の学校生活について先生と話し合っていた。
不登校についての情報を検索しまくって、どうするのが次男にとっての最適解なのかを模索しまくっていた私。
毎日毎日考えても、簡単に答えなんて出ない。
信頼できる友人には相談していた。
当時まだ夫だった人は、すぐにキレて怒鳴る人だった。
次男の現状を知ったら何をするか分からず・・・次男に怒鳴り、責めまくるのが目に見えていたから、怖くて相談できなかった。
実家の親には、、、心配性だった為、大変な心配をかけて体調を崩す可能性があるから言えなかった。
私が焦って必死になっている間にも、次男は心身ともに疲弊して弱っていくのが目に見えて分かった。
もうお手上げだった。
そして、必死に頑張っていたものの、世間体を気にして思うように動けなかった当時の私をぶっ飛ばしてやりたい、と今は思う。
長男の苦悩
次男には双子の兄がいる。
長男と次男は、一卵性双生児で顔はそっくり。
だけど、性格はまるで違う。
長男は優しい反面、ドライな一面もあり、自分の意思表示がはっきりしている。
クラスは違うものの、同学年の長男のところに、興味本位で次男の話を聞きに来る同級生が何人もいたらしい。
「次男君、なんで来ないの?どうしたの?何があったの?」
そんな質問をぶつけられ続けていたらしい。
この質問は、中学を卒業するまで続いていたそうだ。
その質問をされる時、長男はいつも怒ったような表情をして、ただ口を真一文字に結び、決して何も話さなかったらしい。
私はこのことを知らず、ずっと後から長男の担任から聞かされた。
その事実を知った時、涙が溢れた。

長男にまで、なんて辛い思いをさせてしまったのかと。
長男は、私には決してそんなことは話さなかった。
長男は、私が次男の不登校の件で必死になっている姿を誰よりも近くで毎日見ていた。
きっと、私に余計な心配をかけたくないと思って、黙って1人で耐えていたに違いない。
情けなかった。
本当に情けなくて、1人で号泣した。

コメント