ついに、次男が推薦入試を受験する日がやってきた。
前日から、相当緊張していた次男。
私も同様で・・・
緊張のあまり、1時間に1度は起きてしまい、寝不足でフラフラの状態でお弁当を作った💦
無事に受験を終えられますように・・・
ひたすらに、それだけを願っていた。
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決戦は金曜日
推薦入試の日は金曜日だった。
某アーティストの歌で「決戦は金曜日」という曲があったなぁ。
そんなことをぼんやり考えながら、当日の朝を慌ただしく過ごした。
次男もフラフラしながら起きてきた。

「あぁ緊張する」と、ブツブツ言いながら、スーツを着てネクタイを締める次男。
その姿を見て、思った。
よくぞ、ここまで来れたなぁ、と。
不登校になってから、ちょうど7年が経っていた。
泣いてばかりで自室に引きこもり、鬱になってしまった次男。
リストカットして、流血は日常茶飯事。
暴言暴力が酷い時期が多々あった。
そんな次男が、自分で希望した学校の推薦入試を受ける。
もう感動しかなかった。

次男を送り出す
次男の受験校は、少し不便な場所にあった為、私が車で送って行った。
自宅から、車で約1時間かかる場所。
車中で、面接の最終練習をした。
良い感じで受け答えが出来ていた。
うん、まぁ何とかなるでしょう。

小論文は、自分の気持ちを素直に書けばいい。
余裕を持って自宅を出たため、受付時間より早く受験校に到着した。
車内で次男は、うたた寝していた・・・受験直前なのに、眠気に負けた次男。
なかなか強い心臓じゃんw

受付時間が来て、次男を学校の玄関まで送って行った。
不安そうな次男だったけど、受付後、しっかりした足取りで学校に入って行った。
振り返ったりしなかった。
午前中は小論文、午後は面接。
ガンバレ、次男。
自分で人生を切り拓いてこい。

待つ
この日に合わせて休日を取っていた私。
きっと次男は疲れ果てて戻ってくるだろうから、推薦試験が終了するまで待つことにした。
朝、慌てていて朝食を摂れなかった私。
そうだ、モーニングを食べに行こうw
近くにあるカフェに行ってモーニングを味わう。
コーヒーを飲んで、少しホッとした。

「次男が無事に試験を終えられますように」
とずーっと考えながら食べていた。
推薦試験に合格できたら、寮生活になる次男。
モーニングを食べた後、学校周辺のお店をリサーチして回った。
いろんなお店があって、なかなかに便利な場所だった。
戻ってきた次男
そろそろ試験が終わる時間かな、、、という頃に学校の駐車場へ戻った。
すると、タイムリーに次男も戻ってきた。
「お疲れ様!!!」と声をかけた。
疲れた表情だったが、笑顔で戻ってきた次男。
「頑張ったよ!!」
それが第一声だった。

そうか、きちんと頑張れたんだ。
良かった。
よく頑張った!!
小論文は、うまくまとめられず、指定された枚数全てを書けなかったらしい。
でも、面接はバッチリだったと言う。
特訓の甲斐があったw
あとは、合格発表を待とう。
「もし推薦がダメだったら、一般入試を受けるから」
と次男が言っている。
強くなった。
次男が受験した学校は、決して偏差値が高い有名大学ではない。
でも、次男は、自らが目指す目標に向かって受験した。
私には、それが何より誇らしい。

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