次男が不登校になりまして㉔

不登校関連

次男は、通信制高校に在籍中。

卒業後の進路としては、進学を希望している。

現在、色々と進路について考えている。

通信制大学について考える

通信制大学というものが、最近は顕著に増えている気がする。

なんとスクーリングがほぼ無しで、レポート等で単位取得が出来てしまう通信制大学もある。

在宅学習だけで大学卒業が出来てしまう。

授業料も割安になる。

なるほどなぁ、大学での勉強を希望している不登校の生徒には有難いかも。

次男には、寮生活や遠方への通学は、かなりハードルが高い。

せっかく大学に入学しても、不登校の状態では、色んな意味で辛い。

そう考えると、通信制大学の選択も良いのかもしれない。

でも、社会人になる時のことを考えた。

通信制高校から通信制大学に行き、大卒の認定を受けたとしても。

どうしても、コミュニケーションに難ありと認識されてしまう。

私は親として、次男には自宅から出て生活をしてほしいと思っている。

そして、色んな経験や出会いを体験してほしいと切に願っている。

次男からすれば、イバラの道かもしれないけど、あえて進んでほしいと思ってしまう。

次男が学びたい分野の大学や専門学校で、さまざまなことを学んでほしいと思った。

学び以外にも、サークル活動や学祭等の楽しいことが沢山あることも知ってほしいと願った。

次男はものづくりがしたい

子供の頃から技術関連全般が好きだった次男。

中学の時は、高専に進学希望をしていたほど。

ものづくりがしたいと、次男はいつも言っている。

次男が通信制高校に入学した直後から、私は次男の進路について考えていた。

進学先について、私はネットで必死に検索した。

受験でも何でも、とにかく情報が大事。

情報必須。

私は検索の鬼となったw

そして、辿り着いたのが、県外にある機械・電子・電気関連の専門的な学校(A学校)。

このA学校には、高1の秋に、次男と一緒にオープンキャンパスに行ったことがある。

当時は、まだ進学先を考える時期でもなく「ちょっと見学に行こう」という雰囲気で出かけた。

そのオープンキャンパスは、学祭の開催日でもあった為、体験授業は無く、楽しい模擬店のイメージが強かった。

ただし、説明会や学校見学があった為、A学校の雰囲気や交通アクセス等が良く分かり、私は行って良かったと思った。

痛感したのは、A学校は、現在の居住地から通学できる場所ではないということ。

自宅から、車で片道3時間。

学校周辺は、のどかな田園地帯。

寮生活必須。

このハードルが難関だった。

再度オープンキャンパスへ

高2になり、進路について話し合う機会が増えた。

その際、以前にオープンキャンパスに行った、県外のA学校の話題になった。

改めて、次男と一緒にA学校のHPを見て、次男が学びたい内容なのか話し合った。

すると、次男は

面白そう!!A学校のオープンキャンパスに行きたい!!体験授業を受けたい!!

と目をキラキラさせながら言った。

Smiling children signing OK

次男が、自分からそう言った。

泣いたり怒ったりしてばかりだった次男が。

自分の希望を言葉にして、私に話した。

何かの縁だったのか、その日は今年度のオープンキャンパスの最終開催日。

しかも、通常は勤務日だったが、その日に限って休暇を取っていた。

行けるよ、オープンキャンパスにー!!!!!行こう行こう!!

進学先について話し始めてから10分程度で、オープンキャンパスへの申込をして、次男の参加が無事に決まった。

嬉しいという言葉だけでは、表現できない気持ちが溢れてきた。

何かが少しずつ動き出した気がした。

まだまだ先行き不安だけれど。

これは、次男の人生の大きな一歩になったと思う。

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