次男が不登校になりまして㉗

不登校関連

次男と一緒に、県外にあるA学校のオープンキャンパスに行くことになった。

学校についての説明を受けて、体験授業を受けて、学校見学をする。

久々に、次男と一緒に長距離ドライブをした。

2度目のオープンキャンパス

A学校には、昨年のオープンキャンパスに1度参加している。

ただし、学祭開催日であった為、説明や学校見学はあったが、体験授業はなかった。

その後、A学校が「自宅から遠くて寮生活必須」という理由で、進路から遠ざけていた。

でも、次男が、A学校のオープンキャンパスで開催される体験授業を希望した。

今回は初めて体験授業を受けられる。

次男が自分から希望したことが、私は嬉しくて仕方なかった。

何だか楽しそうで、ワクワクしながら親子でA学校に向かった。

体験授業は楽しかった

親子で学校説明を受けた後、体験授業が始まった。

次男は、先生から説明を受けながら、アプリ作成関連の体験授業を受けた。

私には「???」という内容だったが、次男は楽しそうに、そして真剣に作業を進めている。

自宅にいる時とは、全く違う表情の次男。

先生が説明する通りにパソコンや機器を操作している。

そして、その結果を見て、とても満足そうにしている次男。

やっぱり、次男は機械関連の勉強が好きなんだなぁ、と改めて感じた。

この学校で、楽しく勉強ができたらいいのになぁ・・・と切に願った。

優しい先生に巡り合う

次男は、体験授業を受けた後、機械関連の学科に進学したいと言い出した。

不思議なことに、高専に進学した長男と同じ科目。

やっぱり似ているのかも。

体験授業では分からなかったことや、学科での勉強内容についてもっと知りたいと思った。

そこで、体験授業関連の担当者から、機械科の先生に連絡を取ってもらい、直接お話を聞く機会を設けてもらった。

お話を聞けたのは、若い優しそうな男性教員だった。

とても丁寧に話をしてくれて、こちらの話も聞いてくれた。

次男も嬉しそうに話を聞いている。

本当に驚くほどに、自宅にいる時とは、まるで別人の次男の姿がそこにあった。

そして、私と次男は

「楽しかったね、本当に楽しかったね、行って良かったね。」

と繰り返し話しながら、帰宅の途に就いたのだった。

主治医に相談すると

体験授業に行った後、心療内科の主治医に、次男の県外の学校への進学について相談した。

以前は

「寮生活は、まだ厳しいでしょうね」

と言って、自宅近くの学校への進学を勧めていた先生だったが

「今の次男君は、お母さんへの依存が強過ぎるから、県外に出るのは良いことかもしれません。」

と言ってくれた。

何とも前向きな意見を主治医からもらって、私は驚きつつも狂喜乱舞した。

勇気をだして前進しようと思った。

受験するにも、寮生活を送るにも、まだまだメンタル面が心配だけど。

本人が行きたい道を応援したいと思う。

今度は、前から次男の腕を引っ張るのではなく、背中を押してやりたいと思った。

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