次男が不登校になりまして㉞

不登校関連

小学校5年から今も続く次男の不登校。

それは、平凡だった私の人生を大きく変えた。

私だけではなく、長男の人生も、そして次男の人生も激変させた。

言葉にできないほど、毎日が辛くて悲しかった。

心身共にえぐられるような辛さは、今も続いている。

不登校に際して終わりが見えない毎日が、これほど辛いとは思わなかった。

17年後の別れ

次男の不登校で大変な思いをしている最中に、私は17年連れ添ったパートナーと別々の人生を歩むことを決めた。

原因は・・・そりゃもう色々とありまして。

あまりに悲惨で、とてもここには書けないけれど、今はお別れして良かったと思っている。

双子の父親でもあるパートナーと別れることを決断した時、とにかく双子達に申し訳なく思った。

今後の人生に、大きな不安を感じたりもした。

双子が大人になって結婚式をする際には、両親揃って参列できないことを不憫だと考えた。

「片親だから」と、周囲から何か言われるんじゃないかと辛くなったりした。

でも、結果オーライで、今の生活は、以前の生活よりストレスが激減した。

生活環境が、かなり改善されたと思う。

私にとっても、長男にとっても、次男にとっても良かったと思っている。

・・・つまり、これは最適解だったのだ。

3人での話し合い

離婚をする前に、双子と私の3人で話し合った。

「パパとママはお別れすることになりました。

 あなた達には本当に申し訳ないと思っている。

 これから、ママと一緒に生活するか、パパと一緒に生活するか、決めてほしい。

 絶対に怒らないから、素直な気持ちを教えてほしい。」

と私は話した。

すると、長男が即答した。

「この3人で生きていけば、いいんじゃない」と。

次男も即答で同意した。

(誰もパパを選ばなかったw)

話し合いは、わずか10秒で終了。

以前から、双子には、私たちの離婚に関して、少しずつ伝えていた。

話し合いをする前は、子供達がどんな対応をするだろうか、どんなに辛そうな顔をするだろうか・・・と悩んでいた私。

でも、そんな私とは正反対に、子供達は非常に前向きな様子で、私との生活を選んでくれた。

きっと、辛い気持ちもあったと思う。

でも、おそらく私に心配をかけまいとして、明るく対応してくれたんだと思う。

ママとの生活を選んでくれて、ありがとう。

双子達の気持ちを思うと、胸にずしんと感じるものがあった。

私は、子供達が自立するまでの間、何があっても頑張ろうと覚悟を決めた。

みんなで一緒に、ポジティブに幸せに生きていきたい。

そして、3人の新生活が始まった。

双子が16歳になったばかりの秋だった。

辛くても

幸いなことに、私には心を開くことができる友人が何人もいる。

親兄弟にも言えない悩みを打ち明けることができる友人達。

どれだけ励まされて、その強さと優しさに背中を押されたか分からない。

その友人達がいなかったら、私は前を向けなかっただろうと思う。

途中で挫折して、崩れ落ちて、立ち上がれなかったかもしれない。

精神面でギリギリの状態だった私を救ってくれたのは、頼りになる友人達だった。

その友人達に、とてもとても感謝している。

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高校時代からの私を知る、長い長い付き合いの友人。

大学のアルバイト時代から、何でも話せる友人。

双子が幼稚園時代の頃から、私を見守ってくれるママ友達。

長男の高専保護者仲間で、遠方からいつも応援してくれる友人。

同時期に離婚危機となり、お互いに励ましあって離婚成立をさせた友人。

アメリカの地から、私にエールを送り続けてくれる友人。

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この感謝の気持ちは、次男の不登校がなければ、分からなかったかもしれない。

本当に本当にありがとう。

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