次男が不登校になってから、もう6年半が経つ。
辛くて苦しくて悲しくて・・・それ以外には表現できないような日々。
かなり過酷だったと思う。
世間一般的には、なかなか経験できないようなハードな日々。
流石に疲れてきたなぁ、、、と最近思う。
期末試験を全部受けた次男
つい最近、次男の学校で期末試験が行われた。
「自分の目標も出来たから頑張る」
と、いつもより気合を入れて勉強をしていた次男。
親として嬉しかった。
追試が決まっている科目もあったが、それ以外は全て受けることが出来た。
夜中までエナジードリンクを飲んだり、コーヒーを飲んだりして、頑張って勉強していた。
朝も、フラフラになりながらも、頑張って起きていた。
最近の試験は、欠席することが多かったので、次男としてはよく頑張ったと思う。
成長したんだなぁ、、、と思って、本当に嬉しかった。
また殴られちゃって・・・
数日前、試験を終えた次男が話しかけてきた。
自分の悩みについて相談してきたので・・・私なりに一生懸命に考えて返答した。
が、次男はその返答が気に入らなかったらしい。
言い方がきついとか、自分の考えと違うとか。
そして、次男は声を荒げて怒り始めた。
私には、全く理解できない怒り方をしている。
何をどうしたら、そんなに怒ることができるんだろうか。

どんなに私の意見を言っても、次男には響かず、火に油を注いだだけ。
あまりに理不尽。
「俺は100%正しいんだよ!!この毒親!!!」
と鬼みたいな表情で、私に怒鳴ってくる次男。
数分前とは、まるで別人の次男。

どうにも感情が抑えられなくなった次男は、
「殴るからな!!」
と言うと、いきなり私の左腕を拳で殴りつけてきた。
殴られたはずみで、持っていた書類があちこちに散乱した。
骨に響く痛みだった。
何かが途切れた
今までに、何度も次男に殴られた。
その度に
「次男を何とか自立させたい、まだ何とか頑張れる」
と、次男のことを考えて、ただただ耐えてきた。
でも、今回、殴られた瞬間に、私の中で何かが途切れた。
「もうダメかも」
とぼんやり思った。
こんなことを思ったのは、初めてだった。

精神的に、自分で思っていた以上に追い詰められていたのか、私の思考回路は、しばし停止した。
何も考えられなくなり、感情も湧かない。
「ちょっとやばいかも」
と自分で思った。
次男には、殴られる度に
「暴力を振るう家族とは一緒に住めない」
と釘を刺していた。
が、次男の暴力は止まらなかった。
もう一緒にいたくないと感じた
殴られた翌日、次男は罰が悪そうな顔をして話しかけてきた。
でも、謝ってはこなかった。
「自分は悪くない、自分を怒らせた母親が悪い」
と思っていたのだろう。

私は、次男と話す時、全く表情が変わらなくなった自分に気付いた。
機械的に、必要最低限の会話をするだけになった。
おそらく、本能的に、次男を避けているのだと思う。
もうこれ以上、次男から攻撃を受けると、私自身が壊れてしまうと感じた。
次男から逃げるように自宅を出て、出勤した。
車を運転していると、勝手に涙が出てきた。

「うわー・・・これって相当やばいかも」
と独り言を言いつつ職場に向かった。
職場の同僚には
「どうしたの!?めっちゃしんどそうだよ!!倒れそうだよ!!体調やばいんじゃないの!?」
と言われた。
・・・鋭いw
次男のことを何も話していない同僚から、そんな風に言われるとは。
よっぽど、酷い顔をしてたんだなぁ。
自身を守る為に、次男から離れたいと思ってしまった日だった。
これから、どうなるんだろうか。
今後のことを再構築する、いい機会になったのかもしれない、とぼんやり思った夜だった。
高校卒業資格が取得できる通信制高校&サポート校!まずは一括資料請求!

コメント