次男が不登校になりまして㊶

不登校関連

次男に最後通告をした後、私は必要最低限の会話しかしていない。

そんな中、次男の希望した医療関連の専門学校のオープンキャンパスの日が来た。

車で片道4時間の場所にある専門学校。

どんな学校なのか、本当に次男が進学を希望するのか。

色んな思いが頭の中を巡っていたが、百聞は一見にしかず。

次男と一緒に出かけてきた。

遠かった専門学校

長距離運転は慣れている私。

でも、初めて行く場所で、高速使って片道4時間の場所は、やはり遠く感じた。

途中で休憩しつつ、お気に入りの音楽も聴きつつ運転。

もし次男が進学したら、このルートを何回も走ることになるんだろうなぁ、と思いつつ運転した。

ようやく高速を降りて、初めての街中を走り、やっと到着。

街中ではあるものの、のどかな場所にある専門学校だった。

雰囲気が良かった専門学校

医療の専門学校は、私にとっては未知の世界。

どんな雰囲気なんだろうか、と思って学校に入った。

すると、先生や学生達が、笑顔でにこやかに出迎えてくれた。

皆さん、明るく、とても親切丁寧だった。

その日のオープンキャンパスは、複数の学科見学が出来た。

次男は、4学科の見学をした・・・嬉々としながら。

楽しそうだった次男

「医療の世界に興味がある、医療関係の学校に進学したい」

と、次男はつい最近言い出した。

次男本人が

「どうしても医療関連の学校に行きたい、頑張って学んで、国家資格を取得する」

と言うなら、次男の進学を応援するつもりでいた。

が、つい先日、次男の度重なる暴力に、私は力尽き、次男に最後通告をした。

以前のように、前向きな気持ちで次男を応援できない。

そんな複雑な気持ちで臨んだオープンキャンパスだった。

しかし、相反して、次男は終始とても楽しそうだった。

自分から、先生や学生に話しかけて、説明を聞き、展示物を見て触って喜んでいる。

日頃は見られないような、次男の嬉しそうな表情。

嬉々としている。

今までに、複数の学校のオープンキャンパスに参加してきた。

その中でも、一番楽しそうでイキイキしている次男。

この業界が、この学校が、本当に次男に合っているのかもしれないと思った。

心配事は多々あって

次男が、この医療専門学校に進学すると考えると、心配事が山のようにある。

心配事一覧
  • 寮生活必須の生活となるが、集団生活ができるのか
  • 毎日きちんと学校に行き、学ぶことができるのか
  • きちんと卒業して、国家資格を取得できるのか
  • 人間関係を構築できるのか
  • 周囲に迷惑をかけないだろうか
  • そもそも入学できるのか(汗
  • 授業料と寮費が高額(泣

この心配事のほとんどは、次男の頑張り次第だから、私が心配してもどうにもならないのだけれど。

法律上では成人になる男子だから、本来なら放置して

「自分の希望で行くんだから、自力で頑張ってこい」

と送り出したい。

ただ、この6年半の次男の様子を見ていると、尋常ではなかった。

だからこその心配。

入試担当者に聞く

学科見学の後に、個人面談の時間を設けてもらった。

入試担当者、私、次男で面談した。

入試担当者への質問

🔴小学校から不登校で通信制高校に在籍中だが、それでも出席日数や成績が良くない。こんな状態で貴校に入学できますか?

   ➡️入学できます!!と即答された。

🔴学校内での人間関係について、どのような雰囲気なのか?

   ➡️高校卒業したばかりの学生や、社会人から学び直しで入学した学生もいて、

    年齢が幅広く、みんなで協力して勉強している。

    みんな穏やかで雰囲気は良く、いじめは一切ないと断言できる。

🔴ひとり親家庭で費用を心配しているが、何か補助はありますか?

   ➡️日本学生機構の奨学金、本校独自の授業免除(成績上位者のみ)

AO入試が6月にスタートするそうだ。

・・・早いな(汗

指定されているオープンキャンパスに参加した後、AO入試の申請ができるシステム。

書類審査と面接(1対1)と適正試験があり、それをクリアすれば合格できる。

・・・なるほどなるほど。

適性検査の内容も、技術要素が大きく、次男の得意分野だった。

推薦試験や学力試験もあるが、この学校を第1希望とするならば、AO入試一択だろう。

前向きに考えていきたい

次男の学科見学を案内してくれた女子学生に、通信制高校出身者がいた。

次男と似た境遇で、親近感が湧いた。

彼女の様子から、とても楽しく充実した学生生活を送っている様子が見受けられた。

彼女の話や様子を見聞きして、次男もこの学校で楽しく学んでいけるかもしれない、と思った。

前向きに検討しよう。

そう思った。

ただ・・・今までの経緯があり、また次男が希望進路を変えてしまう可能性がある。

だから、多方面から考えて、前向きに検討しようと思った。

1年後、次男がどうなっているのか。

どんな進路を決めて、通信制高校を卒業するのか。

今は全くわからないけれど。

明るい未来に向けて、進んでいきたいと切に願う。

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