次男が不登校になりまして㊸

不登校関連

最後通告をしてから、見違えるように生活態度が改まった次男。

その姿は、母として、とても嬉しいものだった。

でも、私は、次男と話をする時、笑顔がなくなってしまっている。

表情が変わらない自分に違和感を感じつつも、どうしようもない。

最後通告をしてから、次男には笑顔が増えたが、私からは笑顔が消えてしまった。

楽しく毎日を過ごしたいのに。

久々に家族が揃う春休みだけど

最後通告をしてから、生活態度や言葉が別人のように改善された次男。

毎朝起きて、学校にも通学して、勉強もしている様子。

笑顔も格段に増えた。

私にとって、とてつもなく苦痛だった

「しんどい、もう生きていたくない」

という言葉も言わなくなった。

次男は、通信制高校の2年生を無事に終えて、春休みを迎えた。

どうやら、試験を全て受けたおかげで、無事に高校3年生になれるらしい。

・・・良かった。

遠方の高専で寮生活を送る長男も帰省していて、賑やかな生活になった春休み。

このまま穏やかな日を過ごしたかったけど、なかなかそうもいかない。

つい先日、長男からも、次男に最後通告が出てしまった。

長男からも最後通告

つい先日、私が仕事で留守にしている際、自宅でトラブルが起きた。

次男が、長男をボコボコに殴ったという。

大きな怪我ではなかったが、辛そうだった長男。

また、長男に辛い思いをさせてしまった。

私からの最後通告以降、別人のように明るい表情で生活を送っていた次男だったのに。

生活態度を長男から注意されて、いきなりキレて、長男を殴ったらしい。

確かに、長男は、かなりきつい言い方をする。

でも、間違ったことは言わない長男。

次男は、おそらく、最後通告以降は、自分なりに、一生懸命に生活態度や言葉を改めて、頑張っていたんだと思う。

そこに、長男からきつい言い方で注意をされて、感情が爆発してしまったんだと思う。

・・・次男の気持ちは、何となくわかった。

だがしかし、暴力は許せない。

長男よ、ごめんね

トラブルがあった日、長男は、仕事から帰宅した私に、言いにくそうに言った。

長男
長男

今日も次男に殴られた。

もう、あいつはダメだ。

もう、無理だ。

ママには悪いけど、俺はもう、あいつとは一緒に生活できない。

ママも、もう次男と離れたほうがいい。

・・・まさかの、長男からの最後通告だった。

以前から、長男は次男に対しての苦言を呈してきた。

でも、それが次男に響くことは少なかった。

つい先日も、次男に対して注意をしてくれた長男。

今までに何度も何度も次男から殴られて、大変な思いをしてきた長男。

次男の度重なる暴力に、ついに気持ちが途切れたらしい。

私自身に続き、長男からも発せられた最後通告。

・・・長男が投げ出したくなる気持ち、よく分かるよ。

今まで、ものすごく頑張ってくれたもんね。

ありがとうね、長男。

本当にごめんね。

ただ、仕事で疲れ果てて帰宅した私に、この現実・・・どうにも辛かった。

次男に話を聞こうをしたが、部屋にこもって出てこなかった。

仲良しの双子だったのに

小さい頃、長男と次男は、とても仲が良かった。

赤ちゃん時代は、一緒に横にいるだけでご機嫌で、顔を見合わせては、声を出して楽しそうに笑っていた。

いつも手を繋いで、一緒に歩いていた。

同じ顔をして、同じ声で、楽しそうに過ごしていた。

なのに、こんなことになるなんて。

私は、子供達が小さい頃から

「あなた達は、この世で2人きりの兄弟なんだよ。

だから、2人で助け合って生きていってね。」

と言い聞かせてきた。

幼い頃の双子は、とても体が弱くて、交互によく熱を出した。

そんな時、1人が病気になると、もう1人が近くで看病するかのように見守っていた。

そうやって、ずっと過ごしてきたのに。

なのに、こんなことになるなんて。

・・・とても悲しかった。

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