高専生の長男が海外短期留学に行きまして③

高専関連

17歳の長男の初めての海外。

短期留学先は、フィリピンのセブ島。

期間は1週間。

集合場所は成田空港。

集合時間はお昼前。

地方に住んでいる我が家。

朝から移動しては、とても間に合わない。

そこで、長男は、一緒に留学に行く友人と、成田空港近くのホテルに前泊することにした。

長男は、いつも利用する地元の空港から、成田空港まで単独での空の旅。

私は、地元の空港まで見送りに行った。

慣れた空港だけど、初めて搭乗する路線。

初めての海外渡航直前で、少々緊張した雰囲気だった長男。

「なんか不安になってきたぁ・・・」

と珍しく弱気なことを言っていた。

普段からマイペースで、焦ったりしない長男。

高専入試の際も、全く緊張せず、弱気なことも言わなかったのに。

そういえば、長男は、当初は、私が車で成田空港まで送るものだと思い込んでいたらしい。

車中専用のDVDまでレンタルしようとしていた。

心細いし、送って欲しかったらしい。

それを聞いた時、ひっくり返りそうになった。

待て待て待て。

いや、どう考えても無理。

何をどうしたら、そんな発想になるんだい。

いくら長距離運転が得意な母でも、成田空港往復は相当キツイわw

成田空港は広いw

成田空港って、本当に広くて大きい。

私は、随分前に1度だけ行ったけど、成田空港内で見事に迷子になり、案内係に何度もお世話になったw

あんなに広い空港で、大丈夫かなぁ、、と思ったけれど、まぁ日本だし。

日本語が通じるんだし。

まぁ何とかなるでしょうと送り出した。

そして、成田空港で、JRでやって来る友人と待ち合わせた長男。

案の定、広い空港内では、なかなか友人と会えなかったらしい。

が、何とか友人と合流して、送迎バスでホテルに向かい、無事にチェックインした。

無事にホテルにチェックインしたと連絡が来た時、それだけでホッとした。

そういえば、長男が、空港からホテルの送迎バスに乗る際に、慌てた様子で連絡してきた。

「この送迎バスって無料だよね、本当に乗っても大丈夫だよね」

ホテルの送迎バスに乗るのが初めてだった長男。

「それはホテルの無料の専用送迎バスだから、乗っても大丈夫」

と私が返事をすると、安心してバスに乗り込んだらしい。

まだまだ経験値が浅いなぁ、と思い、少しだけ笑ってしまったw

成田空港に集合

留学に出発する日。

ホテルで朝食を摂り、友人と空港に向かった長男。

スムーズに集合場所に向かい、無事に先生や仲間と合流。

あとの細かい手続き関連は、旅行代理店の方にお願いできるから、本当に有難い。

恵まれてるよ、長男。

そして、定刻通りに、飛行機はセブ島に向けて飛んだのだ。

私は、その時間帯に、パソコンとスマホでフライト情報を眺めつつ

「どうか、無事に楽しく過ごせますように。

 無事に帰国できますように」

とただただ願っていた。

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