フィリピンのセブ島に、約1週間の短期留学に行った長男。
色んな準備が必要ですが、忘れちゃいけないのが、eSIM(イーシム)です。
・・・私は、その単語を聞いた時、最初は意味が分からず「何だそれは!?」って思いましたw

これは、簡単に言うと【スマホの中に最初から内蔵されている、見えないSIMカード】です。
スマホ本体と一体型で、スマホに差し替えることなく利用可能です。
滞在先の国に対応したeSIMを準備しておけば、現地で即スマホ使用可能となり、大変便利です。
出発前に、ネットで簡単に購入できるんですよ。
これ、オススメです。

私は、最初はeSIMがよく理解できず、どうやって購入したら良いのかも分からず困りました。
・・・結局、悩んだ挙句、友人に教えてもらって、ネット購入しました。
きっと私のように困り果てた方もいらっしゃると思いますので、このブログで初心者向けの解説をしたいと思います
既にご存知の方は、読み飛ばしてくださいねw
SIMカードとeSIM・・・その違いは???
SIMカードとeSIMの違いについて、簡単な表を作成しましたので、ご参照ください。
ちなみに、表の下にあるイラストがSIMカードです。
SIMカードには3種類のサイズがありますが、最近のスマホでは、ほとんどが1番小さい「nano SIM」対応となっています。
SIMカードは、物理SIMカードとも言われています。
比 較 項 目 | 物理SIMカード | eSIM(イーシム) |
形 | 小さなチップをスマホに入れる | スマホに最初から内蔵されている |
入れ替え | 手で出し入れする | アプリやQRコードで切り替える |
海外での使用方法 | SIMカードを買って差し替える | ネットで購入・設定可能 |
利便性 | やや手間がかかる | 超簡単・即日使用可能 |

何となくお分かりでしょうか?
⚫️物理SIMカード→物理的な小さなチップ(スマホ本体に差し込んで使用する)
⚫️eSIM→スマホ本体に最初から入っている(データだけで通信契約を切り替え可能)
eSIMの金額は???
eSIMの金額は、下記の項目で決まります。
利用する国・地域 | アメリカ・ヨーロッパ等の通信インフラの整った国なら比較的安価、アフリカや中東など一部の地域は高額になる傾向があります |
データ容量 | 1GB、3GB、5GB、10GBなど 容量が多いほど割安な場合があります |
利用期間(有効期限) | eSIMは「◯日間有効」という形式で販売されます 例:3日、7日、10日、15日、30日など |
通信速度(無制限or高速制限あり) | 無制限プランや速度制限がかかるプランで価格が変動します |
プロバイダー(販売業者) | 同じ国・データ容量・期間でも事業者によって料金がl異なります |
我が家では、長男がフィリピンで約1週間の留学期間だったので・・・

色々と考えた結果、余裕を見て10日間の10GBプランにしました。
金額は、業者によって違いますが、3000〜4000円が相場だと思います。
eSIMをネット購入するには???
eSIMのネット購入は、とても簡単です。
お手元のスマホがeSIM対応かどうかを必ず確認してから、下記の順番で購入しましょう。
対応端末を確認する | eSIM対応スマホが必要です (例:iPhone XS以降、Google Pixelシリーズなど) 対応端末は基本的に新しいタイプのスマホとなりますので、必ず確認してください SIMロック解除済であることも必須です※1 |
eSIM提供サイトにアクセスする | TORAeSIM、Airaloなど |
国・プランを選択 | 渡航先の国や地域・データ容量・日数・通信速度などを選択する |
支払い | クレジットカードやpaypayなどで決済→支払後、QRコード付のSIMプロファイルがメールまたはサイト上で発行されます(事業者によって違います) |
スマホを携帯会社で購入した際、その会社のSIMカードしか使えないように
ロックがかかっています。
これがSIMロックです。
海外でeSIMを使用する場合、現地や海外事業者の回線を使う為、SIMロックが
あると使えません。
だから、SIMロックの解除が必要となります。
(SIMロックが解除されていることをSIMフリーといいます)
【補足】
ちなみに・・・SIMカードには、あなたの電話番号や契約内容が入っています。
だから、スマホで電話ができたり、外でネットが使用できるわけです。
SIMロック解除をするには???
日本の携帯キャリアでスマホを購入した場合、SIMロック解除には一定の条件が必要です。
スマホの一括購入から100日経過している等の条件です。
条件をクリアした場合は、以下の方法で解除可能です。
ほとんどのキャリアで、以下の方法で解除可能です(必ず最新情報を確認してください)
- My docomo / My au / My SoftBank などからオンライン申請(無料)
- 店舗での手続き(3000円程度の手数料が発生する場合があります)
eSIMを使うには???
eSIMを購入したら、メールや画面に表示されたQRコードを保存しておきます。
プリントアウトしておくのも安心ですね。
海外の現地に渡航後、QRコードをスマホで読み込んで設定します。
(設定に関しては、業者の説明文を必ず読んでくださいね)

長男は、フィリピンに到着してすぐにeSIMの設定をしていました。
「フィリピンに着いたよ〜」と、現地到着直後にLINEが来ました。
とても簡単だったようです。
最初は私も「そんな難しそうなもの、購入できるのかな」と不安でしたが、全くの杞憂でした。
eSIMは海外留学、海外旅行には必須ですよ (๑>◡<๑)



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