次男が不登校になりまして㊷

不登校関連

次男が入学を希望していた医療関連の専門学校。

一緒にオープンキャンパスに行き、色んな体験をして帰宅した。

次男は、医療の世界に入りたいと、目をキラキラさせていた。

その次男の熱意に負けて、私は前向きに次男の専門学校への進路を考え始めた。

だがしかし・・・

やはり・・・

またしても・・・

次男の気持ちが、徐々にぶれ始めた。

高1から次男とオープンキャンパスへ

今まで、次男は、様々な分野に興味を持ってきた。

そして、しばらくすると興味消失。

そんなことが多々あった。

高校1年の頃から、私は、次男を連れて、多方面の学校のオープンキャンパスに行った。

農業だったり、医療だったり、機械関連だったり。

次男の興味が向くような学校を探しては、次男と相談してから、私が申し込んでいた。

早めに進路を決めて、安心したかった。

そして、次男が将来、自立して生活をしていけるような技術等を学んで欲しかった。

オープンキャンパスに行く度、次男は楽しそうに嬉しそうに体験していた。

「この学校で勉強したい、頑張りたい」

と、オープンキャンパスの後、次男はいつも言っていた。

その言葉を聞いて、すごく嬉しかった。

しかし、帰宅してしばらくすると、いつも言う。

「楽しかったけど、やっぱり自分には向いていないと思う」

「自分には、何が向いているのか分からない」

・・・そんな言葉を聞く度、私は脱力感と虚無感に襲われていた。

次男の気持ちがブレる

今回の医療関連の専門学校に関しても、慎重に考えようと思っていた。

ただ、次男があまりにも嬉しそうに体験授業を受けていたから、私も進路について、かなり前向きに考えていた。

ようやく、次男の進みたい道が決まってきたのかもしれない。

そう思えて嬉しかった。

・・・が、またまた次男の意見はブレた。

「人の体に触れて治していくのは怖い、責任を持てない」

オープンキャンパスの1週間後に、次男は突然こう言い出した。

は???・・・・なんですと???

あれだけ楽しそうに体験授業を受けていたのに、今更そんなことを言い出すとは思わなかった。

そして、今の次男は

オープンキャンパスでは、あんなに楽しそうにしていた次男。

しかし、医療分野の専門学校への進学には消極的になった。

・・・こうなるかもしれない、と覚悟していた。

だから、あまりショックではなかったけれど、驚いた。

同時に、高額な専門学校の費用から解放されると思って、ちょっと安心したりしたw

「医療分野に進まないなら、どんな分野に進みたいの?」

と、次男に何となく聞いてみた。

次男は答えた。

「農業分野に行きたい」

「英語を学びたい」

Σ(・□・;)Σ(・□・;)Σ(・□・;)

・・・これにも驚いた。

嬉しい驚きだった。

農業いいじゃん

私の実家は、田園風景が広がる田舎にある。

実家の両親は、いつも仕事の合間に農業をしていた。

兼業農家で、いつも忙しそうな両親を見て育った私は

「農業は大変なんだな」

と思っていた。

今は、実家の母が、自宅の敷地内にある畑で楽しそうに野菜を育てている。

それを見ていたせいか、次男は野菜の栽培や稲作に興味を持ったらしい。

実際に、実家の畑で、次男は畑仕事を手伝っていたことがある。

既に、農業関連の学校にも、何度もオープンキャンパスに行っている。

大変だが、楽しそうに体験授業を受けていた次男。

農業の担い手が激減している今、きっと若手は歓迎されるだろう。

自立していける技術を学べる。

海外研修に行くという選択肢もある。

どこまで行けるか分からないし、まだまだ手探り状態だけど。

いいんじゃないかな、農業。

個人的には大賛成だ。

最後通告した次男が、徐々に現実的に、自身の道を考えている。

自立に向けて進んでいるのだろうか。

そうあって欲しいと、切に願っている。

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