若い頃、お見合いを山ほどさせられまして①

雑記

田舎での独身継続は鋼のメンタルが必要

私、35歳で結婚しました。

晩婚の部類に入るのかなぁ。

20代半ばになった頃から、親から「早く結婚しろ」と言われ始めた。

針の筵(むしろ)とは、まさにこのこと。

これが当時の最大のストレスだった。

仕事から疲れて帰宅したら「結婚は?」

休日に外出しようとすると「誰と出かけるの?付き合ってる人?それなら結婚は?」

食事の度に「結婚は?いい加減に嫁に行け」

もういい加減にしてほしかった。

暇人な近所のご年配の方々も興味津々。

彼氏が実家に車で迎えに来ると、どこからか見ているらしく、わざわざ母に「彼氏が出来たんだね」と言いに来るらしい。

しかも、新しい彼氏ができると「前と違う車が迎えに来たから、彼氏が替わったんだね」とわざわざ母に言いに来るらしい。

お願いだから、もう我が家をかき回さないでほしかった。

「親戚や近所にも恥ずかしいから、とにかく早く嫁に行け」

と言われ続け・・・私の人生は何なのかとため息をつく毎日。

付き合った相手もいたけど、結婚したいとは思わなかった。

小さいころから閉塞的な田舎で育ち、母が苦労ばかりしているのを見て育ったせいかな。

結婚したら大変なんだな、とずっと思って育ってきた。

そう考えると、あまり結婚願望がなかったのかもしれない。

でも、早くストレスから解放されたくて、結婚して実家を出ていきたいと考えるようになった。

お見合いを大量にさせられる生活が始まる

お見合いを初めてさせられたのは23歳だった。

大学を出て社会人になって半年ほどがたった頃。

親戚からの紹介で「是非会ってみて!!すごく良い条件だから!!」と言われた。

当時はお付き合いをしている相手もいなくて、断る理由もなく、お見合いは1度ぐらいは人生経験として行くのが良いと聞いていたので、興味本位でお受けすることにした。

これが、おそらく50回ちかくお見合いをさせられた私の第1回目の記念すべきお見合いだった。


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