次男が不登校になりまして【51】乱高下する次男の感情

不登校関連

次男が通信制高校3年生の夏。

期末試験の時期を迎えた。

試験期間は、とにかくストレス満載となる次男。

絶対に荒れるだろうなぁ・・・と予想していたが、予想は的中。

本当に大荒れとなった。

高校3年生になってからは

高校3年生になってから、かなり落ち着いた様子となっていた次男。

通学型の通信制高校へも、登校できる日が格段に増えた。

「行ってらっしゃい」と、次男に対して言える朝。

それは、当たり前のことだけど、我が家では全くもって当たり前じゃない。

朝の見送りに、幸せを感じていた私。

「このまま卒業まで・・・」

と願う、私の願いは、やはり打ち砕かれることになる。

ストレスは当然ながら鬱の敵

夏になり、期末試験を控えたある日の夜。

次男が、私のところに来た。

「ねぇ、しんどいんだけど!!」

怒った声。目つきがやばい。

さっきまで、一緒に楽しく話して、笑ってたのに。

別人になっちゃってる。

次男は、鬱だと診断されている。

おそらく、常日頃から、私には理解できないような辛い思いをして生きている。

無理して登校して、私を喜ばせたいと思ってるはず。

試験では、良い結果を出したいと思って頑張ってる。

分かってる、それは分かってるんだよ。

・・・だけど、どうしたらいい?

どうしたら、次男を救える?

どれだけ学んでも、模索しても、いつも分からなくなる。

そして、その度に、私は打ちのめされる。

今回も殴られた

怒りに満ちた、次男の表情と声。

・・・あぁ、もうダメだ。また荒れる。また殴られる。

そう直感した。

なんで、短時間でこんなに変わっちゃうんだろう。

しばらく落ち着いた時期があったから、油断していた。

それゆえ、失望感も大きかった。

そして、予想通りに次男は荒れた。

右の拳で、私をガンガン殴りつけた。

慣れたけど(慣れたくないけど)、やっぱりメチャクチャ痛い。

そして、次男は言う。

「この毒親!!お前なんか⚫️ねよ!!」

怒りが収まるまで、とにかく耐えた。

その時間は、いつも1時間程度続く。

何を言っても、火に油を注ぐ状態。

少しずつ、次男が納得できる方向に会話をして、次男を落ち着かせる。

その後、次男は自室に引きこもる。

いつも、こんなパターン。

何回も何回も同じことを繰り返してきたけど、すぐに状況を収めるなんて難しい。

嫌な思い出

ふと思い出した。

子供達が、魔の2歳児の頃、元夫に怒鳴られたことがある。

グズグズと同時に泣き続ける双子達を見て、元夫がイライラして私に怒鳴った。

「なんで母親のくせに、子供を泣き止ます方法が分からないんだよ!!??

それぐらい、ちゃんとやれよ!!」

・・・分かるわけないだろ、そんなもの💢

子供は機械じゃないんだよ。

その当時、私だって、母親になって数年しか経ってない。

母親だって初心者なんだよ。

でも、言い返すと、またキレて怒鳴られるから、黙って耐えた。

育児は母親の仕事で、ずっと自宅にいるんだから、育児と家事ぐらい何とかなるだろう。

自分は仕事で疲れてるから、家でのんびりしても当然だ。

・・・そんなことを思ってる男性が、本当に残念ながら、まだまだ多いと思う。

何とかならないんだろうか、この現実。

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