次男が不登校になりまして【52】進路を決めた三者面談

不登校関連

通信制高校3年生になった次男。

落ち着いて、明るくなり、登校することが増えた。

でも、期末試験前のストレスで、溜め込んでいたストレスが爆発した。

殴られるし、部屋の中は荒らされるし、もう大騒ぎ。

次男のストレス満載の鬼みたいな表情を見る度、私の胃腸は悲鳴をあげる。

胃痛というか、腹部全体に鈍痛のようなザワザワした違和感を感じる。

私はきっと、長生きは出来ないだろうなぁ・・・。

いやいや、まだまだ。

双子達が自立するまでは、心身を鍛えて頑張ろう。

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何とか期末試験を乗り切った

荒れに荒れて、大騒ぎだった期末試験直前だったが、受験を控えてる自覚もあった次男。

試験前に、信頼している先生の個人塾に通い、先生と友達に気合を入れてもらったらしい。

かなり前向きな様子となった。

(先生とお友達に感謝!!!)

試験日の朝は必死に起きてきて、何とか登校&試験を受けることが出来た。

期末試験を全て受け終えた日、私は肩の力が少し抜けた気がした。

これで、進路に向けて、少し前進できたと思った。

三者面談の日がやってきた

期末試験後、世にも恐ろしいイベントがやってきた。

そう、三者面談。

担任の先生と相談して、次男の進路を決定する日。

胃をキリキリさせながら、次男と学校に向かった。

担任の先生に、日頃の次男の学校での様子を聞いた。

所属クラブの部長にもなり、以前よりも友達も増えて、明るく過ごしているという。

次男から聞いていなかった学校の話題が沢山あり、驚いた。

ものすごく成長したんだな、次男。

いろんなことに挑戦して、頑張ってる。

だから、帰宅後は、あんなに疲れていたんだな。

次男が荒れている時は、本当に本当に辛いけど、ちゃんと頑張っている結果だと思うと、なんとか耐えられると思えた。

ついに進路決定へ

話題は進路の話になった。

ドキドキしながら、先生に、次男の進路について聞いた。

次男が希望しているのは、公立の農業関連の学校。

そして、推薦試験を希望している。

先生は、明るくあっさりと言った。

「次男君なら大丈夫でしょう、推薦試験を受けられますよ。」

よっしゃあぁぁぁぁぁぁ🌟🌟🌟

その時の私の気持ちは、まさにこんな感じw

スクーリングの日に休んでしまったり、試験日に休んで追試だらけになってしまったり、レポート提出が遅れてしまったり・・・

通学型の通信制高校での生活は、次男にとって順風満帆ではなかった。

でも、3年生になってからの次男の頑張りが功を奏したらしい。

成績表を見せてもらうと、予想外に高評価となっていた。

よくやった、次男!!

夢を叶える一歩手前まで来たよ。

先生から

「農業は若手が少ない分野だから、次男君に頑張ってほしいですね。

 向いていると思いますよ。」

と言われた。

私の実家で、高齢の母に代わって、草刈り機や耕運機を使いこなすようになった次男。

日本を代表する、立派な農業男子になるがよい。

進路決定まで大変だった

私は、次男が通信制高校に入学した直後から、次男の進路について考え悩んでいた。

手先が器用で、工作が得意。

人に対して、とても優しく接することができる。

繊細で、人からの攻撃に異常に弱い。

そんな次男に合う進路は、なんだろうか。

義肢装具士の専門学校、機械関連の学校、そして、農業関連の学校。

県内外の学校のオープンキャンパスに、次男と一緒に何度も出かけた。

機械関連の学校のオープンキャンパスに行った日は、とても興味がある分野で

「すごく良い学校だった!!ここに入学したい!!」

と大喜びして帰宅した・・・が、数日後には

「ごめん、やっぱり行きたくない」

と泣きそうな顔をして言ってきたこともあった。

前途多難な毎日だった。

そして、高3となった次男が自分で選んだのは、候補の学校の中では1番自宅に近い、農業関連の学校だった。

「農業をやりたい」と次男が言った。

その一言・・・ずっと待ってたよ。

学校を探したのは私だが、最後に選択したのは次男だ。

次男が、ついに自分で人生を切り拓く時が来た。

今は、推薦試験を突破することを願ってやまない。

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