せっかく進路が決まったのに、不安定なままの次男。
この先、いったいどうなるんだろうか。
不安で心配で、どうしようもない日々。
でも、そんな気持ちを次男にぶつけることは出来なかった。

甘やかす気持ちは一切なかったが、
辛い気持ちでいるはずの次男を見守ろうと心に決めて、
ただただ耐えた日々だった。
※当記事内にはアフィリエイトリンクが含まれており、購入時に収益が発生する場合があります。
長男の帰省
次男が不安定な時期に、高専の長期休暇で帰省した長男。
私にとって、待ち侘びた長男の帰省だった。
次男との2人っきりの生活は、私にとっては既に苦痛だったから。
多分、精神面で、ギリギリまで追い詰められていた私。

長男は、次男のことで悩む私を理解してくれていた。
LINEで、私が次男とのトラブルについて話した時も
「ママは、本当によく頑張ってるよ」
と励ましてくれた。
次男の変化
普段は、遠方の高専寮で暮らす長男。
以前は、次男と顔を合わせば、いつも酷い喧嘩になった。

ところが、今回は違っていた。
不思議なことに、長男が帰省した途端、次男の様子が少しずつ
落ち着き始めたのだ。
それどころか、長男と次男が、日常会話をするようになり・・・
予想外のことに、驚いた。
2人が成長したのか、それとも日頃から離れていたことが
功を奏したのか分からない。
これは、嬉しい驚きだった。
長男の帰省は、いろんな場面で、私の心に束の間の休息を
与えてくれていた。
辛かった日々だけど、少しずつ・・・
長男の存在が、我が家の雰囲気を変えてくれた。
そして、少しずつ。
本当に少しずつだったが、次男の様子に変化が出てきた。
私に対する酷い言動が減り、少しずつ落ち着いてきたのだ。

落ち着いている時の次男は、信じられないほど素直で明るい。
次男は、私に何度も言った。
「いつもありがとう。本当に感謝してる。」

その言葉が嬉しくて嬉しくて
私は1人で、お風呂で泣いた。
卒業試験を受ける
気づけば、学年末試験の時期になっていた。
卒業がかかっている試験・・・それは、次男も分かっていた。
頑張って勉強していた。
何とか登校して、全ての試験を受けた次男。

試験を終えた後、次男は
「これで卒業できるよ、確認したから」
と言った。
「次男が、高校を卒業できるんだ」
そう思った瞬間、安堵感が溢れた。
高校を卒業できるんだ。
進学できるんだ。
本当に良かった。
その場に座り込んでしまうほど
力が抜けたのを覚えている。
残りわずかな高校生活は、不登校のまま
あと少しの高校生活。
少しでも楽しい思い出を作って欲しかったけれど。
相変わらず登校したがらない次男。
自室に引きこもっている日が多かった。
そうこうしているうちに、いつの間にか
お弁当が必要な時期が終わっていた。
手作りして、冷凍ストックしていたお弁当のおかずが
大量に残ってしまった。

最後のお弁当は豪勢にしよう!!と思って準備していたのに。
ちょっと寂しくて、残念だった。
次男に残された高校生活は、卒業式前日の練習と、卒業式本番
だけになっていた。

コメント