次男が不登校になりまして【64】自動車学校に通えなくて

不登校関連

ついに、ついに次男が高校を卒業。

嬉しくて嬉しくて・・・

卒業式からの帰り道は、踊るように歩いていた私。

私の人生の中で最上級に嬉しかったと言っていいほどの出来事だった。

次男は、18歳になって、高校を卒業した。

成人となった。

もう自立してやっていける年齢になったのだ。

ただ、残念ながら、自立への道はまだまだ厳しかった。

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次男は春休みに突入したけれど

農業関連の学校に入学予定の次男は、長い春休みに入った。

数少ない友人と一緒に出かけたり、部屋で1人でゴロゴロしていた。

本当は、自動車学校に通って、運転免許を取る予定だったけれど。

手続きにも行って、大金も払って、少しだけ通ったのだ。

でも、すぐに辛くなって通えなくなった次男。

これは、とてもショックだったけれど・・・

今思うと、私が焦っていたのかもしれない。

次男と話し合って、納得の上で、自動車学校に行ったのだけれど。

農業関連の学校では、農業機械関連の運転免許を取得する。

その前に、普通自動車の運転免許を取得した方が何かと楽だろう。

寮生活が始まるから、寮と自宅を自動車学校に通うために

行ったり来たりするのは、あまりにも時間も費用も無駄が出てしまう。

春休み中に免許を取得するのが一番良いだろう。

・・・そう思ったし、実際にそうだった。

でも結局、次男は

「どうしても自動車学校に行きたくない、もう辛い」

と言って、暗い顔で自室に引きこもってしまった。

「また、こんなことになってしまった」

そう思った。

・・・慣れてたけど。

予想も少しはしてたけど。

運転免許も取れないのか、と悲しくて悔しくて、また1人で

私は風呂場で泣いたのだ。

次男の引越準備

自動車学校に通うのを自分の意思で一時停止した次男。

夏休みに再開するから、と自分で自動車学校に電話をかけていた。

自動車学校に通うことが、よっぽどストレスだったのだろう。

それ以降、次男の様子は少し落ち着いてきた。

そして、進学先の学校の寮に入る準備を始めた。

「大丈夫かなぁ、ちゃんと暮らせるかな」

次男は、引越の荷造りをしながら、毎日のように

つぶやくように、そう言っていた。

しかし、しばらくしてから、こんなことを言うようになった。

「僕が大学生になれるんだよ、すごいよ。

信じられない。これはママのおかげだよ。ほんとうにありがとう。」

その言葉を聞いて、嬉しいような切ないような気持ちになった。

小学生で不登校になって、自分の将来を不安に思って

潰されそうになっていた次男。

それでも、自分の希望を叶えてここまで来た。

大学に行くと言うのは、次男の悲願でもあったのだと思う。

「すごいよね、おめでとう。

次男が頑張ったからだよ。本当に良かったね。」

私はそう返した。

次男が、自分の将来を考えることが出来るようになった。

それだけで、本当に十分だった。

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